今が最盛期!? シャローレンジを巻いてこれるクランクベイト。ウッド編

マキモノの秋?って結局どう言う事?

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先日も弁慶堀さんでハードベイトのイベントを開催させて頂きました。今が1年で一番巻いて釣る頻度が多い!?気がする秋!!
理由としては水温の低下と日照時間の影響で魚がカバーに依存する割合が少なくなる為。でしょうか。


広く散った魚を手早く探るのにはやはりファストムービングルアーは欠かせません。
そこで今回は代表的なルアーとしてクランクベイトを取り上げてみました。

ウッド?プラスチック?結局何が違うのよ

ウッドのクランクベイトでよく用いられるのがバルサ素材。軽く柔らかく空気を多く含んでおり浮力があるのが特徴。


対してプラスチック。ABS樹脂が定番となっていて生産数とコスト、個々のバラつきの少なさが特徴でしょうか。
候補を挙げたらキリがないので今回はウッドボディのクランクベイトについてご紹介。

浮力が高くカバーもかわせる。ウッド製クランクベイト

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一般的にバルサに代表されるウッドボディのクランクベイト。
ボディの体積に対する浮力が高く、それを活かした障害物を回避する能力。
釣り人が引っ張る力と上へ浮上しようとする力が合わさって力強い水押しが特徴です。
ただこの素材。良い事ばかりではないのです。

ハンドメイドならではの個体差と、それによって生まれる個性

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木で出来ている。と言うことはある程度人の手によって作られている。と言う事。
例えばボディが左右非対称だったり。長さがまちまち。重さもバラバラ。フックの種類、更にはリップの角度まで違ったり。


全く同じルアーでも個体差と言う名の個性があるのがハンドメイドルアー。
これをある程度理解して頂いた上で使ってもらうのがいいでしょう。
個性豊かなルアーの中で自分好みの子を見付け出す。そんな楽しみ方が個人的にはハンドメイドに対する他には無い魅力的な部分ですね。

でも似たようなの多くない?それならば!

歴史を語る程このジャンルに対して博学ではないですが、基本的に形は決まってしまっています。


いわゆるスクエアビル、四角い角ばったリップ。浅い水深を引いてこれるルアー、シャローレンジクランク。
合わせてスクエアビルシャロークランク! そのまんまですが、一つのジャンルとして覚えておきましょう。


そこでウッドボディのスクエアビルシャロークランクをいくつかご紹介。皆さんのお気に入りは見付かるかな?

Bagley BalsaB BB1 /バグリー バルサB BB1

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名前にどんだけ「B」入るのよ。そんなバルサBシリーズのB1。まさにバルサクランクの教科書的ポジション。
値段もお手頃。しかしその歴史は長く、これまで数多くのタイトルを獲って来た名作中の名作。

クランクベイト、ちょっと取っ付きにくいかな? なんてアングラーにオススメのルアー。まずはバグリーからトライしてみましょう!

PH Custom Lures Little Hunter / PHカスタムルアーズ リトルハンター

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インディアナ州のビルダー、フィルによるハンドクラフトブランド「PH Custom Lures」。
近年出てきたメーカーですが、ルアーのクオリティはピカイチ!
先のご紹介したB1を気持ちフラット寄りにしたボディ。最大の特徴はリップがサーキットボードな部分。
一般的なポリカーボネート製のリップと違い、薄さを活かしたクイックなレスポンスが印象的です。

Dave’s Custom Baits Black Market Balsa Small / デイビスカスタムベイツ ブラックマーケットバルサ スモール

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USAトーナメントFLWで優勝経験を持つトーナメンター、デイビット・ライアン氏が手掛けるハンドクラフトバルサシリーズがこのブラックマーケット。
生産数重視ではなく製造工程からスイムテストまで、全て本人がこなす徹底ぶり。
比較して同じサイズとは思えない程の浮力とボディの軽さ。バルサクランクとしてのクオリティを徹底的に重視したクランクベイトです。

Stanford Lures Balsa Patriot Shad / スタンフォードルアーズ バルサパトリオットシャッド

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シダーウッド、杉の木を使用したクランクベイトが有名なスタンフォード。このモデルはJAPANスペシャルのバルサのボディ。
巻き抵抗はバルサクランクベイトにしては弱め。その部分を活かしたテンポの良いアプローチが可能。
無塗装のヌードカラーがあったりと、オリジナリティのあるカラーリングも印象的なルアーです。

Catching Concepts Super Bee Jr. / キャッチングコンセプト スーパービージュニア

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ここでシダーウッド代表としてキャッチングコンセプトのスーパービーJr.をご紹介。
お客様によると霞水系で結構良い活躍をしているみたい。バルサと違い浮力が弱い分、水を押す波動に差が出ているはず。
元ツリークライマー、ハーマン・オズワルドの確かな目で選ばれた良質なレッドウッドのみを使用したアメリカンクランクベイトです。

Jaw Jacker Lures J1 / ジョージャッカー ルアーズ J1

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ジョージャッカールアーズは、あのフラットシャッドベイツの創始者ソニー・マクファーランドを師匠に持つロブ・コクランが作るハンドメイドバルサクランクメーカー。
そんなジョージャッカーが提案するスクエアビルは波動が強めでほんの少し潜る印象なクランクベイト。
基準は恐らくバグリーB1ですが、ロブ・コクラン的にブラッシュアップされたルアーとなっています。

WEC Custom Lures E1 / WECカスタムルアーズ E1

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WECとはzoom社、創立者のウィリアム・エド・チェンバ-ズのイニシャル。
ハンドメイドクランク製作にあたり、使用するバルサ材の部位にまでこだわり、ほとんどバラつきがないのが特徴。
巻き抵抗、潜行深度、重さ。細かな部分に至るバランスが高次元で再現されているクランクベイト。

さぁ!あとは皆さんがフィールドで実際巻いて感じて下さい!

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極論、自分好みが見付かってしまえばそれが釣れるクランクベイト。
値段が高いのも相応の価値がそのルアーにある証拠。かと言って高けりゃ良いとは限らない。
ルアーフィッシングを楽しむ一つの要素としてシンプルに楽しめる。そんな宝探しみたいな部分もハンドメイドクランクベイトの魅力でしょうか。


次回はプラスチックボディのクランクベイトを取り上げてみようと思います。お楽しみに!

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