寒波到来! そんなの関係ねぇ!! 極寒の亀山ダム

数年ぶりに訪れた亀山ダム

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「関東地方には寒波が到来し、23日の夜から未明には雪になるでしょう」

テレビの中のお姉さんが無機質な笑顔で伝えている。

夜も明けきらぬ11月23日。 気の知れた男と向かうのは千葉県のリザーバー、亀山ダム。

ボート屋のブログに連日連なる厳しいの文字。それでも俺たちは釣りをする。 そう、それが魚と出会う為に一番必要な事だと知っているからだ。

午前5時過ぎ、到着。 出船時間は6時半

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思っていたよりも早く現地に到着。予報にあった風はまだ穏やかで、霧の立ち込めるなか準備を開始する。

「この時間なのに釣り人と思われる車が少ない」

正直バスフィッシングのシーズンは終わり気味。ハイシーズンの盛り上がりはなく、連日の冷え込みでお客さんも少ないようだ。

今日も釣り竿は一つ。リールも一つ。詳しくないだけに、余計な考えや道具は自宅に置いてきた。これが俺のバスフィッシング。

いざ出船。初めはボート屋の周りを足早にチェック

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空が明るくなってきた午前6時半。やはり天気は曇り、むしろ小雨がパラつく中釣りを開始する。

今回実釣で試すのは初めて、オリジナルバズベイト。理想とする使い方が出来るまでもう少し掛かりそうだが、今回は複数個持ち込んでみた。まずかこいつから。

出船し、目の前のオーバーハングにフワッとバズベイトを送り込む、もう一回、送り込む。

あ、釣れた。

早朝、まだ頭の回転が付いていかない。3回目のキャストぐらいで元気なブラックバスがバズベイトにバイト。記念すべきオリジナルバズの一匹目となったのだ。

嬉しい、でもまだまだ。来年の春までには完成するだろう。特別な事をせず、誰でもイージーに扱えるバズ。 表層を素早くサーチする、本来の良さを活かしたバズ。お楽しみに。

木々は色付き、空は鈍色

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朱や黄に色付いた木々に囲まれて竿を出す。時折強くふく風は冷たく、朝から気温は下り坂。雨も強さを増している。

小腹も空いてきた、雨宿りを兼ねて木陰で少し腹ごしらえだ。

尚も降り続く雨にうんざりしつつ、思い出したように木陰からクランクベイトを投げてみる。バンディットシリーズ300。

実はここまでバズベイトしか投げておらず、地形や水深の具合いが一切把握出来ていなかったのだ。

岸際は浅く、中央に向かって二段ぐらいに分けて深くなっている。雨宿りしていた川筋はそんな感じ。

両岸際の浅いとこはイマイチ。「季節も季節。一段落ちてるのかなあ」そんな気持ちで投げていたらバイト。

その魚はキャッチには至らず。ただ考えは間違ってないようだ。

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レンジを掴んでしまえばこっちのもの。ボトムにタッチし過ぎないバンディットシリーズ200にチェンジし数投でヒット。よしよし、亀山のバスは素直でいい子。

数年前の情報なんて無いも同然。初場所の気持ちでバスを探す釣り。少し考えて組み立てる釣りもたまにはいいものだ。

一つ小言を。フィールドの為を思って

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写真は捨てPEラインにルアーが絡まり回収した男。糸の先にはチャートのワームがマス針でワッキー掛けされていた。

メーカーやショップがフィールドのゴミ拾いを率先して行っている。当たり前だとも言われるが素晴らしい行いだ。

だが同じ人々が、ましてや大の大人が根掛かりで糸を多く残してしまうようなの釣りを提案するのはいかがなものか。

目に見える範囲はキレイになったかもしれない。それでも水の中のゴミは増える一方ではないか。

人は中身。釣りも中身。一時のポーズだけでは真の釣りウマにはなれないのだ。

「こんなんだからどいつも釣れねぇんだよ。」

この日まだ一本もあげていない男の口からは、ため息混じりの皮肉が聞こえた気がした。

もっといいサイズが欲しい。残る半日をテストを踏まえてバズベイトだ

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気温はぐんぐん下がり、空は今にも雪が落ちてきそうな表情。凍てつく寒さの中カバーにバズベイトを投げ込み続ける。

きっと強くてたくましい個体は浅いカバーに残っている。ただ、無数に広がるカバー一つずつにテキサスやネコリグをアプローチするのはキリがない。複数の要素やピンを知っていればまだしもだが。

キュルキュルキュル…

使い込まれて摩擦音が心地よいバズベイトと付き合う亀山ダム。それでも狙っていた大きな魚とは出会えず。 数年間ご無沙汰でしたが楽しかった、また来るね。

行く度に思う。大きな弁慶堀だと

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普段お世話になっている東京赤坂の弁慶堀。単純に規模を大きくしたのが亀山ダムな印象が強い。

いる所にちゃんと魚はいるし、落ち着いて余裕を持って向き合えば素直に応えてくれる。共にとても良いフィールドです。

カバーの中を狙える釣りを展開すればサイズは伸びたかも? と、思いはするものの、それをあえてしないのが自分のバスフィッシング。

リスクを冒さず、マイペースに自分の魚を釣っていく。シンプルに、スマートに、きちんとバスフィッシングをする。 ああ、なんて楽しい遊びなんだろうか。

それはまるで―

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