リップルフィッシャースレッドカスタム 『スレッド巻き直し』

ロッド修理

なんか現在って物が溢れてますね。

使い捨て感覚の値段でそこそこ使える物が買えたり。

購入して気に入らなきゃすぐに売れるしで。

購入前に商品のレビューなんかも参考にすると思いますが、その情報もどうなんだ?

誰が書いたかもわかんないし、書いた人のレベルもあるじゃない。

難しいですね。

特に釣りは(笑)

最後は自分で決める事ですが、誰を信じるかも近道だったりしますね。

Contents

溺愛している道具は修理して大事に使ってあげましょう。

残念ながら使えば物は劣化して壊れていきます。

リールもルアーもロッドもです。

今回のご依頼はジギングロッド。

廃番モデルなんかは、もう新品購入は厳しいかな?

かといって、ロッドを変えるのには勇気が必要なんです。

数々のヒラマサを釣ってきた相棒。

直せるなら…

『道具愛』

気持ちは十分にわかります。

クラックが入ってしまうのは仕方のない事です。

コーティング剤も劣化してくるし。

私も自分のロッドは定期的に気分転換も込めてスレッド交換しています。

基本的にブランクがダメにならなければロッドは修理可能です。

ただ、新品買った方が安い場合が多いです(笑)

まずは一気にスレッドをほどいていきます。

この作業が地味に大変なんです。

モデルごとにガイドを並べておいて。

こんな感じで作業していきます。

せっかくなのでとスレッドカラーも選んでいただいて。

オレンジがメインでピンラインにホワイトですね。

ふゥ~

イイじゃん(笑)

コーティング前に最終チェック!

あぁ―こりゃーダメだ!

ピンラインの位置が均一ではない!

って、こんなミスが多い私…

ただ妥協はしません!

やり直し。

只今、順番にコーティング作業に入っています。

ロッドモーターがいっぱいあったらなぁ~?って思いますが。

この作業、時間も手間もかかるのでやりたくないってのが本心(笑)

お店に来てくれてる方が困った時にって感じのサービスになります。

ガイド割れちゃったよ!とか、ガイドが飛んじゃったよ!とかですね。

ロッドの修理ですがメーカーへ依頼するにも時間がかかるし、今は送料が高いですからね。

自分でできる事ならなるべく作業させていただきます。

 

とある職人さんがサラッと言ってました…

自分の物作りは未来もデザインしている。

修理しながら、大事に使い込んだ物だけにしかできないデザインがある。

その未来の姿を想像しながら物を作るんだよー。

 

その言葉に心を打たれたのは事実です…

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