ヒラマサとの激闘の末に 高負荷ドラグについて

修理

 

緊急SOS。

来週の九州遠征までにってことで持ち込まれた世界No1のスピニングリールステラSW18000HG。

話を聞いていただけだと、ハンドル軸が折れたとの事でしたが?

何かおかしい?

原因はハンドル軸ではなかった。

メインギア破損。

さすがに私も驚いた。

右ハンドル仕様。

ネジで固定されたベアリングも負荷によりこの状態。

ローターの裏にも擦り傷。

激闘の証。

 

まず疑ったのは社外ハンドル。

ハンドルを締めすぎたことによる金属の縦割れ。

いろいろとドレスアップ系の物がありますが、私は純正がいいかと思っている。

 

プラスでドラグの締めすぎ。

以前から思っていましたがフルドラグファイト。

やったことが無いのでわかりませんが。

間違いなく道具から人間まで全てに負荷がかかる釣り方。

ラインが切れても仕方ない。

ガイドが飛んでも仕方ない。

リールが巻けなくなっても仕方ない。

人が海に落ちても仕方ない。

それを全て覚悟のうえでやる釣り方。

 

そう、ドラグをMAXまで締めるのは自分。

こうなったのも自分の責任はあるかと思います。

 

必ず魚との対決には結末がある。

取れるか、取れないか。

ドラグがMAXだから取れる訳でもないと思う。

その前に道具が壊れたら勝負にもならない。

考え方的にはスピニングリールのメリットのドラグ性能を活かして、限界の前で設定していたら捕れたかもしれない。

 

道具には必ず限界値が存在すると思います。

無理をしたら壊れる可能性があるのは事実。

 

18000番ですら、海の大物に対しては所詮ライトタックル。

外径5cmのギアですからね。

 

まずはタックルを組んで陸上でいろいろ実験してみるのが良いかと思います。

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