ハンドメイドルアーは高い!
そんなお話をよくお店でしますが。
個人的にはオフショアで使うようなフルハンドメイドルアーの価格は安いのかなと感じております。
ここら辺は個々の価値観の問題が大きいのかなと思いますので、高いと思うならそれでいいのかなと思うのが実際のところです。
ここ総じて難しいのが切り分けて考える事ですかね。
私の感想文と思う事を書いてみようかと。
Contents
まずはルアーの価格による釣果の差
高価なルアーだから沢山釣れるか?
そこは否です。
いやいや高価なんだからたくさん釣れてよって希望はありますが、そんな事はまずないですかね。
高価だから沢山釣れれば多少高価でも納得なんだと思いますが…
そこは釣り人の色々な考え方と経験次第ってのが本音でしょう。
もちろん市販されている価格の安い物でも十分に魚は釣れます。
なぜならルアーは餌でないからって感じですかね。
魚はルアーが好きなんだと私は感じています。
なので価格の差での釣果の違いってのは無いって考えた方が良いかと思います。
そもそもの素材の違い。
総じてプラのルアーは安価でウッドの物は高価。
こんな感じで認識されているかと思います。
それは事実で、おおむねそうなんだと思います。
ただ同じ素材であれば値段の比較はできるでしょうが、そもそも違う素材の物で値段を比較するのもどうなんだと個人的には感じております。
更に言うと木には木の種類により値段が違うって事も関わってくると思います。
例えばルアーで製作で使われる有名な木でバルサがありますが。
バルサってそもそも木の中では高価な木です。
ウッドルアーでもどんな木を使うのかで価格差が生れる事は事実でしょう。
先ほどのバルサや杉とか桧とかアユースとか色々ありますからね。
プラとウッドそして流し込み系の樹脂ルアーの方もまた素材が違いますね。
素材の違いによる価格の違いは少なからずあるかと思います。
生産数での価格の違い。
ここも価格の違いに大きく関係する要素かと思います。
ハンドメイドウッドとプラどちらが大量生産に向いてるか?
間違いなくプラでしょうね。
ではハンドメイドウッドは…
そんなに大量に作れないってのは事実でしょう。
オフショアのルアーだと個人で作ってる方で月に50本も作れないんじゃないでしょうか?
もちろん副業って感じにはなると思いますが。
本業で作ってる方はもう少し作ってると思いますが。
本業でフルハンドメイドで作ってるって方がいるのかいないのかはわかりませんが。
対してプラルアー。
ここは正直詳しくはないのですが…
50個って感じではないと思います。
プラに関してはある程度の個数を作らないと販売価格が高くなるってのは実際でしょう。
補足的になりますがウッドルアーについてですが。
ここも細かく分けるとハンドメイドの定義ですかね。
ここら辺も重要になってくると思います。
全てのウッドルアーをハンドメイドとするのかどうなのかでしょうか。
自分で作ってないウッドルアーってのもあるのも事実でしょう。
またはボディーをOEMもあるでしょう。
どこまでハンドメイドルアーとするのかも重要な要素かと思います。
全て手作りで1人で作るには作れる量の上限が少なからずあるのは事実。
ルアー作りの一部分をOEMでしたら更に製作する量は上がると思います。
全部OEMでしたら生産数は…
作り方ですかね。
個人で削りから塗装まで。
どうでしょう。
現実的に過去を見てウッドルアーは高価なのか適正価格を考えてみる。
今現在…
ウッドルアーの市場を客観的に見てもらいどうでしょう?
少ないってのは事実かなと思います。
ウッドとプラ。
間違いなくプラの方が多い市場になっているのかなと思います。
単純にですが…
プラの方が儲かるってのが実際なのかなと思います。
対してウッドは…
基本趣味の領域なんですかね。
儲からないんだと思います。
確かにプラよりウッドの価格は高いと思いますが。
儲かっているのであればウッドルアーがもっと増えてると考えるのが普通なのかなと思います。
逆に考えるとプラが増えてるって事は当たればプラは儲かるって事なんですかね?
手間と時間がかかる割に…ってのがウッドルアーの現状でしょうか。
って考えるとウッドルアーは適正価格より安いと考えるのもありなのかなと…
ちなみに噂の100金ルアーなんてありますからね。
さすがにハンドメイドルアーで100金はでないかなと思います。
って考えるとプラルアーは適正価格なのかって意見が出てもいいのかなと思いますが私は…
個人で作る設備投資とテスト何よりも技術と経験値
どうでしょう。
ルアーを作った事がある方なら理解してると思います。
ハンドメイドルアーが高い!
そんな事はないって言うと思いますが。
実際にルアーを作った事がある方とない方、圧倒的にルアーを作った事があるって人は少数派なんだと思います。
ただ単に作る事は誰でも可能です。
しかし、作り出すと変化してくる物への見方ですかね。
そのまんまです。
いい物が作れたと思っても、数日後には…
そして気がつくハンドメイドルアーの深みへ。
そして妥協点の違いに。
いい物を見るって大事ですね。
ここら辺になると何事も同じでしょうね。
そしてもっと上手に作りたいと思い設備強化。
後にルアーのバラツキが気になったり。
ルアーの強度が気になったり。
そもそも作った物が自分の想像と違ったり。
もちろん拘りが詰まっているのであれば実釣テストもしてるんだと思います。
全て手作業で初めからいい物が作れるかって事ですね。
これは無理でしょうね。
修行の日々を乗り越えた先にハンドメイドルアーという物があるのではないでしょうか。
最後に
最終的には価値観になるんでしょうか。
個人的にはプラと比べたらハンドメイドルアーが高価なのはいたって普通なのかなと思います。
そしてフルハンドメイドビルダーの方たちが儲かってるとは思えないのが自分の見解ですかね。
利益的には当たればプラの方が儲かるってのは事実かなと思います。
この差はフルハンドメイドルアーは人気が出ても大量に作れないのが本音なんではないでしょうか。
私もフルハンドメイドで作ってるビルダーの方の知り合いはいますが。
そんなにブイブイな外見でもないですし。
いい車乗ってるわけでもなく。
失礼ですがそんなに儲かっているような感じではないのが現状でしょう。
ただの個性と拘りの塊みたいな。
なので手作りルアーは適正価格から少し安いぐらいって私の見解です。
それに考え方ですが。
プラルアーは誰にでも使いやすく、バラツキが少ないのが特徴ですね。
対してウッドはバラツキはあるのが前提に誰でも使いやすい物はプラにお任せしてきわどい所を攻める。
こんな感じでしょうか。
物を作る心情としては無いから作るってのが普通なんだと思います。
これも2パターンですかね。
手に入らないから真似して作ると。
世にないものだから自分で作るですかね。
おおよそがここの出発点だと思います。
これは何でも一緒ですが。
なぜに作ってるのかの背景も覗くのも面白いかなと思います。
最初にも書きましたが。
価格の差による釣果の差は無いです。
高い、安いで釣りを考えるより。
いかに道具を理解して自分の釣りに組み込むか。
そんな釣りを自分なりに構築して釣りに組み込んだ方が見てて来る視野が広がるかなと個人的には感じております。
フルハンドメイドルアー高価ですが、価値としては物にもよりますが安いかなってブログでした。