『13ステラsw オーバーホール』毎日リールいじり。

修理

こんにちは竹入です。

まずはお知らせから。

明日24日、25日は八丈島釣行のため発送業務が遅れます。

ご注文いただくお客様につきましてはご迷惑をおかけします。

26日から通常営業となりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

さてさて、今回はリール分解ブログ。

まだまだ現役で使用されている方の多い13ステラsw。

外見はかなり状態が良さそうに見えますね。

丁寧に使用し保管されていたんだと思います。

巻き感は若干シャリっているのと、コロコロ感が手に伝わるような状態。

その他はラインローラーからの異音くらいで、内部も致命的なダメージは負っていない印象ですが…早速開けてみましょう。

まずはハンドルノブ。

しっかりとした手入れが伺えて、トラブルの多いハンドルノブベアリングも再使用可能。

ベアリングはシールドが取れるものに関してはグリスを塗布し、取れないものはケミカルの注油量が調整しやすいオイルを選択。

今回はBSLU。

なるべく長持ちできるよう少し手間を加えて組み上げ。

ちょっとしたことですが、まあまあ違いを感じるので海水使用リールは必ず施しています。

続いてドラグ。

こちらもかなり綺麗な状態。

ワッシャー、ベアリングも交換なしで問題ありません。

ドラグに関しては純正品を使用。

塗布量をご質問いただくことがありますが、単純に多いと滑る、少ないと消耗が速いの認識で大丈夫です。好みですので自分に合うところに調整してみてください。

今回は初期量よりやや少なめ。

このくらいが個人的なベストだと感じています。

多少傷はあるのもも、交換が必要な個所はラインローラーのベアリングのみ。

正直悩んでいます。

最低でも1年は異音やノイズなしを目指していますが、釣行回数によっては難しくなります。

19ステラのパーツを流用すれば別物になりますが、まあまあな金額になるので、定期的な交換がいいのか、変えるのがいいのかここも悩みどころ。

今回はベアリング交換にて組んでいきますが、なるべく撥水性や吸着率の高いグリスへ変更し組み込んでいます。

ササっとボディも分解、洗浄。

錆や固着は一切なし。

しっかりパッキンが効いていたので内部への浸水はなし。

気になったところはウォームシャフト、メインシャフト、ピニオンギア部のベアリング。

どれも異常ではなく、使用による消耗と言ったところです。

ベアリングは交換し、それ以外は許容範囲ではあるので組み込み。

主に使用したケミカルはアルファ、デルタ、シータ、ライトデューティー、純正品。

各所使用感はありましたが、納得いく仕上がりとなりました。

13ステラは今年度?でメーカー対応終了になるため、今後も永く使用されたい方はパーツストックも視野に入れることをお勧めします。

ギアだけではダメですよ!樹脂パーツ系があやしいので。

不安な方はいつでもご相談ください!

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