歴代の釣りの流行語大賞に入っているであろう言葉。
『ローレスポンス』
右向いても、左を向いてもローレスポンスの言葉が飛び交う。
一世を風靡した言葉ですね。
ソルトウォーターフィッシングのバブル期。
今を思えばそれはそれでいい時代。
もちろん、それが全てだと肯定する人もいて、それが全てではないと否定する人もいる。
意見の相違。
そこから生まれる新しい意見や工夫。
肯定派、否定派どちらにせよ釣る為に考える事はとてもいい事だと思う。
理解する事で成長できて、疑いを持つことにより更なる成長を。
そんな中、時代と逆行していた感じがあるのが日本を代表するロッドメーカー九州の漢リップルフィッシャー。
ジギングでは柔らかめなロッドが好まれる状況は続いていたがセルフィッシュシリーズあくまでもネーミングの通りでコンセプトを曲げなかった。
ザックリと固い強い張りがあるとの表現になるかと思う。
もちろんその時代に一般的に受け入れられるはずもなくセルフィッシュのようなロッドがいい方向に評価されることは少ないのが現状であった。
そう、セルフィッシュは簡単には理解できるロッドではないのは事実。
私も釣れない理由を自分以外に求め、道具やタックルバランスを疑いかなりのジギングロッドを所有している事実。
そして感じたことは。
このロッドが教えてくれた事は。
「お前は何がしたい!」
自分がある人間には従順。
自分がない人間には反骨。
そんなロッドがセルフィッシュシリーズかと自分は感じている。
自分なりのセルフィッシュへの想いを書かせてもらいましたが。
さて今回の入荷は655S
一応メーカーではシャローモデルの説明文。
メーカーさんには申し訳ないですが。
外房で使いたいって方は説明文を鵜呑みにしないように。
特に感度、ジグアクションは抑えめは私が引っかかる言葉であります。
それに魚のサイズは選べないのでVS魚は考えなくても良いかと思います。
外房ジギングはどんなに道具立てを強くしてもライトリグ感は拭えません。
65シリーズの特徴はレングス。
ジギングロッドの中では長いって事が特徴かと思います。
その長さのメリット、デメリットを自分なりに考えてみる事が鍵になるかと思います。
理解する事で成長できて、疑いを持つことにより更なる成長を。
釣りは永遠です。