『リール修理、ロッド修理』 化学の時間

釣り

おかげさまで、毎日多くのご依頼を頂いております。

年間にすると何台の作業をしているのか。

色々と感じる事は多々あります。

私どももできる事、できない事、挑戦してみる事、挑戦してできない事がございます。

まさか、リールやロッドをいじっていてまさかの化学式まで気になるようになるとは…

恐るべき釣り。

ようやく、ご依頼のロッドが全て完了しました。

ロッドの修理ですが。

ガイド交換などの簡単な修理はお受けしております。

当店の修理ですが、メリットとしては混雑していなければご返却までのお時間早いかと思います。

1日とかで終わる作業ではないので空いている時でも1週間前後はお時間を頂いております。

尚、カーボンガイドなど修理対応ができない物もございます。

よくお問い合わせでガイド全交換の工賃のご質問がありますが。

結論から言いますと、新しいロッドが購入できるぐらいの工賃になってしまいます。

それでもとの事であれば、店頭でご相談ください。

ロッドモーター、コーティング樹脂も販売していますので、ご自身で挑戦してみたい方もご相談ください。

ちなみに硬化剤が毒性あるみたいで、念の為、防毒マスクと手袋を購入した私でした。

リールの方も毎日作業をさせていただいております。

色々と書きたい事は多いのですが…

思ってる以上に中身は深刻な場合が多いです。

極論は大事にメンテナンスして使うか、使い捨てにするかでしょう。

気軽に個人で売買できるサイトも増えてきてますので1年使って買い替えってのもありかとは思います。

そこで注意するべきものが中古品かと思います。

中古は中古のリスクがあると思うので。

やはり、一番いいのは新品を購入してこまめに修理していくのが無難かと思います。

特にスピニングリールで気になる事。

色々とあるかと思います。

ただ、構造的に仕方なない部分が多いのは確かです。

オイルやグリスで変わる事もありますが、どうしようもない事が多いです。

違和感を解消するのにはパーツ交換が必要な場合が多いのでパーツの劣化を遅延するために油をこまめに入れた方がいいでしょう。

最近トラブルが多いのは小型のベイトキャスティングリールですかね。

おそらく、多くのユーザー様が求めている物が現在では形になっているのかと思います。

自重が軽い、巻き心地がいい、軽いルアーが使える、最後に価格が安い。

多くの方が欲しがる要素がたっぷりと入っているかと思います。

世の中バランスです。

万能とゆう妥協。

それぞれのメリットとデメリットを把握する必要性があるのは確かでしょう。

ベイトリールの構造は基本的にどれも同じです。

では何が違うってところです。

例えば素材の違い。

そこで、素材の違いによる性能を知っていく必要があるのかと感じます。

使い方、使いどころですかね。


話が飛びましたが。

基本的にリールは金属が使われている事が多いです。

金属と水は相性が悪いと思います、海水なら尚かと思います。

そこで問題になるのが腐食。

これが永遠のテーマかと思います。

こちらも結論から言うと、現状こまめに油をさすしかないのかと思っています。

ここからが化学な感じ。

調べてたら原子、分子、イオンとかも出てくるしで…

興味が出てくると理解しようとするんですね。

やはり知ろうとする事、勉強は大事ですね。

最後の決め手は実験で自分がどう感じたかなんですかね。

リールも金属の素材によっていろいろ違うって事。

わかりやすく錆ですが。

鉄だと赤さびですかね。

銅だと青錆。

ステンもアルミも…

アルミはアルカリ水に弱いみたいですね。

上の画像の様に白くなっているのはその影響でしょう。

以前から個人的に気になってましたがPHも気になる要素になりますね。

淡水でも注意が必要って事でしょう。

寒い地方は融雪剤の影響なんかもあるかもしれないですしね。


リールもよく言われるうたい文句より。

どうやったら長持ちするかの探求は続きそうです。

おそらくこの問題ですが、ご返却納期かと思います。

たぶん多くの方が整備に躊躇する大きな理由かと思います。

大体は1週間前後でご返却させていただいております。

ご依頼の方をお待ちしております。

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