これでようやく作業系はひと段落です。
リールは最後に1台。
ロッドもガイド待ちが1本。
ってな感じで久しぶりにリールの記事です。
今回のお預かりはステラSW8000HG。
以前は異音がなかったようなのですが。
ハンドル回転時に急に異音が発生しだした!って事でお預かり。
気になりだすと…
気になってしまうんです。
気持ちはよくわかります。
って言っても形ある物は壊れていきます。
使えば使うほどに劣化するんで今回の異音も仕方ないです。
さて、開けていきます。
まずはロータークラッチ錆。
錆びてるバネは交換して。
この小っちゃい金属は磨いて。
地味な作業です。
交換した方が早いですが。
バシバシパーツ交換すると値段が高くなるので。
最小限で作業しています。
白いの付着。
これも磨く。
腐食みたいになってます。
こちらは歯ブラシでゴシゴシ!
メインギアにお水。
このお水はどこから侵入したかはわからんですが100%防水ではないかと思うので注意してください。
空気中に水分は必ずありますので。
結露みたいになる時もあるかと思います。
間違いなく水は錆や腐食の原因になるかと思います。
究極はどちらかなんでしょう。
大事にこまめにOHして使うか?
使い捨て感覚で使うか?
塩の力は偉大です。
中はこんな感じです。
ギリギリかな?
これ以上オイルっ気が無いとパーツが壊れていきます。
水分が悪さして錆と腐食です。
そうなるとパーツ交換なので、これまたお金がすごくかかるんです。
ここからはいつもと一緒です。
綺麗にして。
ボアード製品で組んでいきます。
これまた13ステラは癖が強い(笑)
自分はだいたい1発で決まんないんです…
リールも個々に個性がありますので、少し調整させてもらって完了です。
ご依頼の異音は消えましたね。